その時、ふと思ったんだ。



“・・・もう、死んじゃえ”って





世界に『平等』は無い。





『幸せ』も人それぞれ持っている量が違うのだと





格差から離れられない生き物なのだと






今更ながら、思ったんだ。





私がやらなきゃいけないことは......もう済んだから






もう役目は終わり。






「お疲れ様でした」



そうどこかで聞こえた。




その声が妙に頭に響き渡る。





神か悪魔か





一体...誰が告げてくれたのだろうか......