LOVE❤MISSION♂禁断のラブゲーム♀




「...これが、今回のスランプの原因...。」




『・・うん、だと思うわ。――はい、それでは、もうやらないといけない事は分かってるでしょう?いくら彼女がいようと『好き』なのには変わらない、その真っ直ぐな想いを伝えるだけ。―――それじゃあ、幸運を祈ってるわ。バイバイ....』




「・・あっ....はい。」




やらないといけない事


そんなの...とっくの前から分かってるよ。




でも・・・・初めから、報われないと分かっている想いを伝えて...何になるの?


ただ、自分が悲しいだけ....―――そうじゃないの?




携帯を握りしめたまま、涙をこらえた。




好きって....気付きたくなかった。


隠してたかったから....心に鍵をかけたのに....



その想いは簡単に見破られるほど...大きく育っていた。