「あれ・・・先生がいない...どうしよ?」

くるりとあたりを見渡すが先生がどこにも見つからない


騎士に助けを求めてみるも



ってあれ?騎士.....ニヤついてない??


「どうすっかなーまぁ、一応....寝とくか?」


「勝手に使っていいの?」



初めて来た保健室は...いろいろな薬品の匂いであまり好きじゃないけど・・・

騎士がいてくれるんだったら・・・って!!!!!



違うって違うって


私は1人で頭を横に振り、自分の考えた事をなかったことに必死で、騎士はそれを見てクスクスと笑っていた。




な・・なんかムカつく―――っっ!!!



「な・・・騎士っ!MISSION2は、私を安心させなさい!」


人差し指を騎士に向けて指す、このポーズ




・・・あれ?カッコよくない?



「えらい、カッコよく決められて~」


あざ笑うかのような騎士の視線。



「カ・・・カッコいいでしょ!?・・・ほ・・ほらっ」



負けじとにらみ返す。