っと....あれ? 結構ヤバくね?


そうして考えていくうちにも、純恋の顔はどんどん青ざめていく。


おいおいおいおい!


俺にどうしろと!?って....守れ、ですよね~

そうなれば、善は急げだ!


「純恋、保健室行くか?」


「......うん。」


純恋が小さく頷きながら答えると、俺は勢いよく立ちあがった。


そして、辺り一帯に

「頼むっ藤宮さん、急に様態が悪くなったみたいだから...俺が保健室に連れてくからさ。教科担任に伝えといてくれねぇか?」


俺がそう言うと


「あぁ、当たり前だ。さすが、五十嵐だな」

隣の俺より少し背が高い奴が、言った。



―――さすが、五十嵐だな



ははっ笑わせてくれんな