私は腰に手を当てて、
もうかた方の手の人差し指で笑窪をおさえた

うん♪かわい…「だから古いんじゃー!!」

ズゴーン―

鈍い音がした―

そして私は飛んだ―

宙を、それはそれは
高く―


「ぶはっ」

ん?ヨッシーが吹き出すわけないよね

今、キレたとこだし…

誰?…もしや…

「敵?!敵か?!敵なのか?!」

私は華麗に着地して、すぐに戦闘体制に入った

「ハ…ハハハ…まぁ、売られた喧嘩は買ってやってもいいけど?」

敵は笑いを堪えながら勝負を受けた

「はあ?望むとこじゃねぇーか!?」

私は敵が居るであろう方向に振り向いた

この奈央様に喧嘩を挑もうなんざ

どんな馬鹿面だ?

コッペパンにしてやる!

あっ間違えた!

コテンパンにしてやる!