「はあ…」
ヨッシーがため息をついた
「あっそうだ!!ヨッシー
私の性格について語ってよ!!
今語ろうとしてたの」
そうそう、まだ途中だった
「はあ?!まだやんの?
誰も興味無いわよ」
…なんて、ヨッシーは言うけど優しいんだよね…
「まぁ…奈央は…単純で、バカで…」
ね?優しいでしょう?
そうそう、私は…
「…って!!
もっと良いこと言ってよ!
あぁ~世間の私への評価が…
私の人望が…」
「そんなもん、あんたが語り出した時点でとっくに無くなってるわよ」
グサッ―
相変わらずクールな一言
「うっ、そんな~」
今、きっとデカイ矢印が私の体を貫通してるよ…
ぶっ刺さってるよ…
そして私の口から白いもんが出てるよ…
「あ~三途の川が見える~」
目の前に三途の川から白い服を着たおばあさんが私に手招きしてるのが見える

