次の日、




三人揃って占い館の明美の伯母の所に



行った。






明美の伯母、里子が待っていた。




明美が赤井を里子に紹介した。





「こちらが



赤井君。




いろいろ手伝ってくれるって」





赤井が里子に挨拶した。






里子が話し始めた。


「明美ちゃんが書かれた献上線には、




それを無効にする方法があった気がするけど、





それが書いてある本が






この前から見つからないのよ」





早紀は身を乗り出した。





「もう一回





見せてくれない」





早紀は手のひらを出した。