人の手相をいじって何が面白いねん。

「それとは




関係無いよ」




早紀は否定するフリをした。





「相変わらず




嘘が下手ね。



そんなに




私が信用出来ないの」






「そうじゃ





なくて……」



「私じゃ




力になれないの。




友達でしょう。





友達が困っていたらどんなことでも





力になりたいよ」