勇「そうか……。総司を救ってくれて、ありがとう。」


と、近藤さんが頭を下げた。


私はびっくりした。


『あ、頭を上げてください、近藤さん!…私の意思でやったことですし、沖田さんは大切な人だから…。』



私は布団からでている沖田さんの手を握った。


『ただ、私まで倒れたのは想定外でしたけど。』


私はちょっと冗談っぽく言った。