新撰組と鬼の娘



平「あんときゃ、俺も流石にびっくりしたぜ。総司、夜魅みたいに倒れてる人見かけても平隊士に任せるからさ。」


『へ、へぇー。』


平「それに、夜魅の足血で真っ赤だっただろ?どっか怪我してんじゃないかって、総司が騒いでさ。あいつがあんなに必死になるの、みたことなかったぜ。」


あ、そう言えばそうだよね。


私、血を避けてきた筈だけどやっぱり付いちゃったんだ。



平「でも怪我なんてどこもしてないし、おかしいなって思ってたんだ。」


『そうだったんですか…。』



そのあと、いろいろと話しを聞いているうちにだんだんと眠くなってきた。


平「眠くなってきたか?そろそろ総司戻ってくるからな。…おやすみ。」


『おや、すみ…なさい…。』