新撰組と鬼の娘



暗くなり始めた頃にあの広間に行くともうお膳が用意されていて、皆も揃っていた。


勇「お、きたきた。ちょうど呼びに行こうかと思っていたのだよ。」


と、笑って迎えてくれた近藤さん。


私はちょっと申し訳なく思った。


『何も手伝わなくてごめんなさい…。なんか…申し訳ないです。』


そう言うと皆がぽかんとした後、永倉さんが笑い出した。


『えっ……あ、あの…?何か私、おかしいこと言いましたか?』


新「いいやぁ!夜魅ちゃん律儀だなぁと思ってよぉ!」


『り、律儀……?』


平「お前は何も気にしなくていいんだよ。まだここに慣れてないし。」


『でも、それは……。』


総「夜魅ちゃんが気にすることないの。ほら、せっかくのお膳が冷めちゃう。」


『あ、はぃ……。』


とゆーことで食べ始めた。