ゆうやけ

今日は、三者面談…
たしか、純も…

わたしは、福祉科のある短大に、進学したいと、伝えて。
先生も、お母さんも、和やかに、時間を終らせた…

下駄箱で、純のおばあちゃんにあった
「いつも、結が、お世話になってます。」
お母さんが、頭を下げると
「こちらこそ、結ちゃんまた遊びに来てね」
とあいさつを交わして、おばあちゃんは、教室にむかった…


次の日、ろうかで、木村先生に、呼び止められた「中田、田村から、進路の事聞いてるか?」

「はい」

「俺さ、あいつには、大学行って、夢かなえてほしいんだよ。おばあちゃんも、俺も、きのう大学に行けって、進めたんだけど…あいつきかなくてさ…教師になりたかったらしい…あきらめてほしくないんだ
中田、話してみてくれないか?
俺の力不足で申し訳ないんだけど」

「はい…純の決意が、変わるかわからないけど…」
先生と話してると。

「結…」って呼ぶ純の声が聞こえた

「たのむな」

そう言って先生は、歩き出した…