ゆうやけ

いつもの、待ち合わせ場所…
あれっっ
純がいない…
早く会いたいな…
いつも、まっててくれる純…
純もこんな気持ちで、わたしを、まっててくれたらうれしいな…

「ごめーん結…」
ちょ~ダッシュで、走って来る…

「寝坊しちゃった」
って、わたしの肩に両手を置いて。息を整えながらいう純…

落ち着いた純と、手をつなぎ、歩き出す…

「純、わたし、お弁当作って来たんだけど、お昼に食べてくれる」

「まじ…家弁当作ってもらえないから…うれしい…」
ってわたしをギュッてしてくれた。
「お弁当つくっただけで、そんなに、喜んでくれるなら、頑張っちゃう」
「かわいい…結ちゃん、大好き…」

純のほうが…
ずっと…
ずっと…
かわいいよ…