ゆうやけ

「結、昨日どうした?」
いつもは、わたしを後ろに乗せる、自転車を、押して…わたしの顔をのぞきこむ…

「ごめん…ゆうくん」

「わたし、もうゆうくんと付き合えない」
思い切っていった…

ただ困らせようとしているだけだと、思ったのか…


ゆうくんが、わたしの肩を抱いて来た…

そして、わたしに

キスしようとしたんだ