ゆうやけ

「結、今日一緒に帰ろう」
昨日の事が、気になってるのか、ゆうくんが、笑顔でわたしに言ってきた…
「うん」
力なく、なんとなくな返事…
そんな、わたしを見て、咲が…
「結、まわりに流されなくていいんだよ。
本当に、好きだって思える人とつきあいな…
誰が、なんて言っても、私は、結のみかた、ゆうくんの事、好きなの?
結の全部、ゆうくんに、捧げられる?…」
咲は、いつもわたしの心を、解ってるんだ…
「咲、わたし、ゆうくんに気持ち話すよ」



部活が、終わったゆうくんが、走って来る…