悠月をベッドに寝かせて、僕は手短にシャワーを浴びてから、部屋に戻った。


「ホント…どこまでも可愛いヤツ。」


僕のベッドから落ちそうな体勢で寝ている悠月を、元の体勢で寝かせてやった。
あまりにも可愛すぎるから、襲いたくなる。

それを必死に抑えた。


「和之っ…
隣…いて?」


僕の夢…?


夢に僕が出てくるって(笑)

悠月…ホントに甘えちゃんだなぁ。布団におじゃまして、添い寝してあげた。

手は出さないよ?


多分…ね。


手ぇ繋いでおけば、多分大丈夫。





目を開けると、悠月はまだ寝ていた。


額にそっとキスすると……

「あ…あれ?和之…?
おはよ…」


「悠月。おはよ。」


「んっ…んにゃっ…」


目を擦りながらそう答える悠月に、我慢できなくて…舌を絡める深いキスをしていた。


「んっ…悠月っ…」


悠月もまた、僕に応えるように舌を絡める。


「今日は…ここまで…な? あ…安心して?
手は出してないから。」


「う…うんっ…///
ありがとうっ…
あ…ここ…和之の部屋だよね…
何か…ごめんねっ?
シャワー浴びてくるから待ってて?」


浴室の場所を説明してから、部屋に戻る。


やべー。

朝から僕…悠月を…?

昨日から付き合い始めたばっかなのに…


カチャ…


「悠月…」


「気にしてる?
さっきのこと…
気にしないでね?
私は嬉しかったから。」


悠月はそぉ言って僕に軽くキスすると、再びリビングに下りた。

数十分後、悠月に呼ばれてリビングに下りると、彼女が作ったであろう、2人分の朝食が並んでいた。

それを食べ終わると、急いで用意をして、車に乗って2人で仕事場に向かった。