〈悠月side〉
一度実家に帰って、お母さんと話したら、何か元気が出てきた。
「本当に仕事がツラくなったときに読みなさい」
って、手紙を渡された。
だから、今は読まないでおく。
元気に会社に出勤して、バリバリイラストを書く…はずだった。
朝の打ち合わせで、ある仕事を命じられるまでは。
「悠月。
今日の午後から、「ハミュセコーポレーション」の社員が営業の仕事でこっちに来るから、案内を頼むぞ。」
「あ…は…はいっ…」
「柳下 祐希って名前だ。
まあ、苗字が珍しいから、すぐ分かるだろ。」
「柳…下…」
その名前…一生見たくなかったし、聞きたくもなかった。
何で…アイツがここに来るのよ…
「わかりました…」
大学時代を思い出して、顔が青くなるのを必死に隠しながら、頷いた。
午前中も…仕事に全然、身が入らなかった。
思うようにイラストが…書き進められない…
「……ゆーづき。
どぉしたの?
今日やけに…暗いじゃん?…まだ怒ってる?
こないだ帰り際に僕が言ったこと。
だったら…ごめんね?」
プログラミングの手を止めて明るく話しかけてきたのは、和之だった。
「ううん。
もう怒ってないし…
それに…和之のこと…大嫌いでは…ないから。」
「そうなの?
…何か…ありがとう。」
まあ僕も…言い過ぎちゃったし。
一緒に食事したくないとか…そんなこと…全然思ってないし…」
「うん。
ありがとう。」
一度実家に帰って、お母さんと話したら、何か元気が出てきた。
「本当に仕事がツラくなったときに読みなさい」
って、手紙を渡された。
だから、今は読まないでおく。
元気に会社に出勤して、バリバリイラストを書く…はずだった。
朝の打ち合わせで、ある仕事を命じられるまでは。
「悠月。
今日の午後から、「ハミュセコーポレーション」の社員が営業の仕事でこっちに来るから、案内を頼むぞ。」
「あ…は…はいっ…」
「柳下 祐希って名前だ。
まあ、苗字が珍しいから、すぐ分かるだろ。」
「柳…下…」
その名前…一生見たくなかったし、聞きたくもなかった。
何で…アイツがここに来るのよ…
「わかりました…」
大学時代を思い出して、顔が青くなるのを必死に隠しながら、頷いた。
午前中も…仕事に全然、身が入らなかった。
思うようにイラストが…書き進められない…
「……ゆーづき。
どぉしたの?
今日やけに…暗いじゃん?…まだ怒ってる?
こないだ帰り際に僕が言ったこと。
だったら…ごめんね?」
プログラミングの手を止めて明るく話しかけてきたのは、和之だった。
「ううん。
もう怒ってないし…
それに…和之のこと…大嫌いでは…ないから。」
「そうなの?
…何か…ありがとう。」
まあ僕も…言い過ぎちゃったし。
一緒に食事したくないとか…そんなこと…全然思ってないし…」
「うん。
ありがとう。」



