Five LOVE☆

目を開けると、視界を何かが遮っている。

取ってみると、アイスノンだった。


昨日、私が泣いてたから、目が腫れてしまわないように、当てておいてくれたのかな。

優しいな…

そういえば昨日…シャワー浴びてないんだっけ。
シャワールームに向かう。
なんかこうしていると、昨日の涙も一緒に流れていきそうで心地良かった。

シャワールームを出ると、雅志がすでに起きていた。

「おはよ、奈留。」


「おはよっ…///
あ、アイスノン、ありがとうね、雅志。」


「お礼言われるほどのことはしてないよ。
奈留の綺麗な二重が一重になったら大変だからね。」

「ねぇ…一つ、気になったことがあったんだけど…」

「ん?」


あの…大会で優勝していた人…誰なのかが気になった。


「あぁ。
霧生審査員のお孫さんらしいよ?」


「ふーん…
って…えぇ?
孫?
娘じゃなくて?」


「なんか娘さんは、スタイリストの仕事してるって聞いたけど…」


「そ…そうなんだ…」


雅志から、私を倉庫から脱出させてくれたあの人は、オーナーのお兄さんだってことを知る。

まだ20代前半に見えたのに…

人は見た目じゃ分かんないな…