Five LOVE☆

自然に目が覚めた。
隣を見ると、雅志がいなかった。

なんか目ぇ、覚めちゃった…
顔でも洗って、リセットして来よう。
洗面所に近づく度に鮮明に聞こえてくる水の流れ落ちる音に、気付いたときにはもう遅かった。


「あ…」


普通に、雅志がシャワーを浴びていた。

シャワールームが一部ガラス張りになってるから、普通に見えるんだよね…///

「ごめんっ!!///」


ダッシュでその場から逃走を図った私は、バツが悪くなってベッドに潜り込んだ。


「なーる。
何、気にしてんの?
気にしなくていいのに。
数日前、一緒に泡風呂入った仲でしょ?」


「でも…ごめんっ…///」


「謝らなくていいって言ってるでしょ?
早く出てこないとお仕置きだよ?」


雅志のその言葉で、ようやく布団から顔を出す。


「よしよし。
いい子。」


なんか…子供扱いされてる?


朝からいろいろあったけど、朝ご飯のビュッフェ食べてテンション上がった。
いいよね、この旅行のホテル。
ビュッフェのメニューが毎日、なにかしら違うんだもん。
チェックアウトを終えて、使用人さんに付いていく。

「本日はいきなり電車に乗りまして、ジュネーブからパリに向かいます。」


パリ…


私が…いずれ行くところだっ…
しっかり目に焼き付けなきゃ。