「奈留…
実は…加奈ちゃんの相手の人は…産むことを…反対しているみたいで…
加奈ちゃんは…1人でも産んで育てるって…」
雅志先輩の口から事情を聞く。
「産ませたくないのは当然よ。
その男にとって…先輩は浮気相手でしかないんだから。」
え…
浮気…されてたんだ…
そういえば加奈先輩…何週間も出勤して来なかった時期があった。
加奈先輩も…ショックだったんだよね…
「由起子先輩…その男の連絡先…分かりますか?」
「ありがとうございますっ…」
そのサイテー男の連絡先を聞いた私は…なるべく急いで病院の外に出た。
『もしもし…』
ダルそうな電話越しの相手に…苛立ちが募る。
「もしもし…じゃないですよっ!!
加奈先輩が…今大変なときなんですからっ…
もしかしたら…胎児だけじゃなくて…母胎も危ないかもっ…」
『加奈とは遊びだった。
僕には関係ない。』
「…自分から先輩を利用しておいて…その態度はないんじゃないんですかっ!?
加奈先輩に何かあったら…あなたの責任になるんですよ!?
一生…自分がかつて愛した人とその子供を殺した罪を…一生抱えたまま生きることになっても…いいんですかっ…!?」
『うぜーな!お前、加奈の何なんだよ!?』
「職場の同僚です。
…加奈先輩に…ふさわしくないですよ…自分の行動に責任を持てない人なんて…」
『くっ…』
「悔しいなら…行動で示したらどうですか?」
ブツっ…
電話を切られてしまった。
だけどきっと…効果あるはずっ…
奈留side〈終〉
NEXT…星河原 悠月side
実は…加奈ちゃんの相手の人は…産むことを…反対しているみたいで…
加奈ちゃんは…1人でも産んで育てるって…」
雅志先輩の口から事情を聞く。
「産ませたくないのは当然よ。
その男にとって…先輩は浮気相手でしかないんだから。」
え…
浮気…されてたんだ…
そういえば加奈先輩…何週間も出勤して来なかった時期があった。
加奈先輩も…ショックだったんだよね…
「由起子先輩…その男の連絡先…分かりますか?」
「ありがとうございますっ…」
そのサイテー男の連絡先を聞いた私は…なるべく急いで病院の外に出た。
『もしもし…』
ダルそうな電話越しの相手に…苛立ちが募る。
「もしもし…じゃないですよっ!!
加奈先輩が…今大変なときなんですからっ…
もしかしたら…胎児だけじゃなくて…母胎も危ないかもっ…」
『加奈とは遊びだった。
僕には関係ない。』
「…自分から先輩を利用しておいて…その態度はないんじゃないんですかっ!?
加奈先輩に何かあったら…あなたの責任になるんですよ!?
一生…自分がかつて愛した人とその子供を殺した罪を…一生抱えたまま生きることになっても…いいんですかっ…!?」
『うぜーな!お前、加奈の何なんだよ!?』
「職場の同僚です。
…加奈先輩に…ふさわしくないですよ…自分の行動に責任を持てない人なんて…」
『くっ…』
「悔しいなら…行動で示したらどうですか?」
ブツっ…
電話を切られてしまった。
だけどきっと…効果あるはずっ…
奈留side〈終〉
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