Five LOVE☆

「なーる。
起きろ。
もう、着いたよ?」


「もう?」


「もうって…
大会の会場から2時間は走ってるよ?
早く。
今日のヒロイン、奈留なんだから…さ?」


分かってるけど、目が開かないっ…


「んっ…」


急に唇に柔らかい感触がしたと思ったら、
侵入してきた雅志の舌。


「ちょっ…///
ここ…車の中っ…」


「こういうことでもしないと起きないと思って。
ようやくお目覚めですか?
お嬢様。」


そう言って、ごく自然に私の手を取って車から降ろしてくれる雅志。


ほら、その優しさ…


お嬢様扱い…


そんな優しい笑顔でされたら…


余計にドキドキしちゃうよっ…


「イチャイチャしてるお二人さん?
中入ってからね?」


「…だってさ。
怒られちゃったね…」


なんて、可愛く舌を出してくる。


可愛すぎるよ…


伊達さんという名前のホテルの支配人に案内されて、祝賀会会場に入る。


すごいっ…


イタリアンやらフレンチやら和食に洋食…
いろんな種類の料理が並んでいた。


「ほとんど立食パーティーね。
まぁ、私は慣れてるけど。」

サラリとそんなことを言うオーナー。
さすがだなぁ。
財閥経営者の両親の娘だもんね。


私たちのために、普段は開放しないバルコニーまで使えるようにしてくれたらしい。

さっきまでの異常な眠気も吹き飛んでるし、
楽しむぞっ!!