[続]嘘から始まる恋




「あ~、だりぃ」


欠伸をしながら背伸びをする瞬くん。



「…ご、ごめんね?」


ちらっと視線を瞬くんに移し、申し訳ない表情を向ける。


実はあの後、目が覚めると私が瞬くんに膝枕をされていた。



「何で理子が寝てんだよ」


うっすら目を開けたら、寝てる私の顔が飛び込んできたらしい。



「ごめんって!私もついつい眠たくなっちゃって。昨日、色々あって疲れたからさ…」


お互いの教室に向かいながら廊下を歩く。


私だって寝顔見られて恥ずかしいよ。



「まぁ、寝顔が可愛くて良かったけど」


「なっ!!」


ニッと意地悪な微笑みを向けられ、ボッと顔が熱くなる。



「アホ面で」


ハハッと嬉しそうに笑いながら、瞬くんは自分の教室へと入った行った。



も~、何で寝ちゃったんだろ…。