千変万化の剣

翌日


日本



「というわけで、父さん、母さん。


この人達が前に話したジパングの人たち。」


「ジパング国の王女、ヒミコと申す。」


「幸大の部下のネネです。」

「同じく、幸大さんの部下のクノイチです。」


「こ、ここ、幸大さんの付き人の、イヨです。」



「あらあら、皆さん綺麗な人ね。

幸大さんが女の子を紹介したいって言うからどんな子をつれてくるのか心配だったけど、安心したわ。」



「それにしても幸大が一度に４人もモノにするとは、やるな。」


「妾もこの甲斐性なしには呆れておる。」


「ヒミコさん、幸大を頼みますよ。」


「任せてくだされ父上！」


「親父殿、こんな我が儘な王女では幸大が可哀想だ。


だから私がしっかりと補佐をする。」

ネネが言う。


「あらあら、幸大さんは幸せねぇ。


皆さん、夕食は食べていくんですよね？」


「ああ。

母さん、頼む。」



「ええ。」


「あ、私もお手伝いします！」


イヨが立ち上がる。


「では、私もお母様からお袋の味を修得しましょう。」


イヨとクノイチが母親と一緒に台所に行く。


「二人とも、幸大さんの良いお嫁さんになれるわよ。」

「お、おお、お嫁さん!?」


「まぁ、家庭的な料理で幸大さんはイチコロですよ、お母様。」