「少し休憩しませんか?」
イヨが御茶を持ってきた。
「よし、休むか。」
「だな。」
「見事に木刀が真っ二つですね。」
イヨが言う。
「ベンケイが俺は千変万化がないと弱いって言うのに木刀持たせて襲いかかるから。」
「悪かったって。」
「…そう言えば、俺はまだイヨの尻尾、触ってないな。」
「お、…覚えてましたか。」
「何のことだ?」
「約束したんだよ。
ベンケイ達を救出したら尻尾触らせてくれるって。」
「ほぅ。」
「す、少しだけですよ?」
尻尾を振る。
「では。」
ふにっ、
「く、くぅううんっ!」
「犬だな。」
「も、もっと優しくしてください!」
イヨが怒る。
「悪い。」
ふにっ、
「ふゆぅぅう!」
「何か不思議な泣き声だな。」
「幸大さんは触り方がやらしいです!」
「ただ普通に触っただけだろ。」
「きっと普通がやらしいんです!」
「何だと?
もっと触ってやろうか?」
「変態!」
「んだと、こら!」
「二人とも止めろって。」
ベンケイが止める。
「幸大さん、私にも幸大さんの剣を触らせてください。」
「まぁ、良いけど。」
イヨに剣を渡す。
イヨが御茶を持ってきた。
「よし、休むか。」
「だな。」
「見事に木刀が真っ二つですね。」
イヨが言う。
「ベンケイが俺は千変万化がないと弱いって言うのに木刀持たせて襲いかかるから。」
「悪かったって。」
「…そう言えば、俺はまだイヨの尻尾、触ってないな。」
「お、…覚えてましたか。」
「何のことだ?」
「約束したんだよ。
ベンケイ達を救出したら尻尾触らせてくれるって。」
「ほぅ。」
「す、少しだけですよ?」
尻尾を振る。
「では。」
ふにっ、
「く、くぅううんっ!」
「犬だな。」
「も、もっと優しくしてください!」
イヨが怒る。
「悪い。」
ふにっ、
「ふゆぅぅう!」
「何か不思議な泣き声だな。」
「幸大さんは触り方がやらしいです!」
「ただ普通に触っただけだろ。」
「きっと普通がやらしいんです!」
「何だと?
もっと触ってやろうか?」
「変態!」
「んだと、こら!」
「二人とも止めろって。」
ベンケイが止める。
「幸大さん、私にも幸大さんの剣を触らせてください。」
「まぁ、良いけど。」
イヨに剣を渡す。

