「私いとこが居たなんて
知らないよ!?」


「そりゃ、今言ったもの」


何それ!?


「・・ちーちゃん?」


え?       ・・ちーちゃん?


「あ、可愛い呼び方。 千尋の隣の部屋、
空いてるから案内して」


嘘でしょ?    ・・あ、嘘じゃない。


トントン・・と、階段を虚しく上っていく。


「え、私より背高いね?」