「五月蠅いなぁ、和馬は。
ほんまハエみたいやで、あんた。
・・あーほら、あったで」


「何がや」


「これやろ? 和馬の言っとったプリン。
名前も書いてあんで」


「・・ほんまやな」


「やんなぁ? さっきうちが食ぉてたのは
自分のです~」


「・・せやな」