「待って!」
慌てて少女を追いかけて
丁度、教会の手前で追いついた。
人間にしては、
この子は結構足が速い方だろう。
幸いな事に、
街の住民は、火を消す事、
そして子供たちを離れさせるのに精一杯だ
まだ、こちらに気づいてはいない。
だけどいいのか悪いのか、
すぐ横に見える、崩れた壁。
そこの瓦礫に埋まって見えるのは、
探していた、恐らく2人の姿だった。
「エイル!!」
少女が誰かの名前を叫んだ。
多分、倒れている女の子のものだろう。
そういえば、この子の名前
聞いていなかったなと今更思う。
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