「んじゃあ、また後でな」

「はい」




涙の乾ききった完全な笑顔で、先生と別れた。































階段を上がって、いつもの教室へ。

















中へ入ると、私は目を丸くした。










そこには



顔を真っ赤にした



心優ちゃんがいたから。