年下馬鹿



買い物帰り、急に聞いてきた圭。


『それがね-------』

あたしが家庭教師をやることを話した。

けど、拓人の家庭教師だとは話していない。


圭と拓人は、あまり仲良くないみたいだから。
拓人の話をすると、圭は驚くくらいに不機嫌になる。


『へー。朔が家庭教師ねぇ…ちゃんと出来るの??笑』

『できるもん!!!……不安だけど。』


『…朔なら出来ると思う!!まぁ、頑張れ。』

そい言いながら、あたしの頭をヨシヨシと撫でてくれる。
こうやって、圭があたしの頭を撫でてくれるの結構好きなんだよねー!!

…どっちが年上か、わからなくなるけど。