ガチャ・・・

屋上・・・
マンガみたいな感じ
テンション上がるなぁ!

「で?樹璃亜の話ってのは?」
「ぁ...あたしの話は飛鳥くんのことで・・」

あたしは、飛鳥くんはどんな子なのか詳しく聞いた。
優奈は真剣に聞いて、ちゃんと答えてくれた。

「まあ、全体的に言うと飛鳥は、心を開いてくれる子には面白い飛鳥になってくれて、心を開いてくれない子にはちょっとクールな冷たい接し方になるかなあ。」
「そっか...ありがとぉ」

まだ、あたしには心を開いてくれるかな
って何期待してるんだろう・・

「あ!そうだ!優奈の話ってのは?」
「その前に1つ聞いていい?」

どうしたんだろう・・・
あたしに関係する事?
それだけはやめて欲しい・・・
そういうの苦手、、、

「う、うん。何?」
「樹璃亜は飛鳥のこと、気になってるの?」
「え!?気になってるってことってどういう風に?」
「だから、好きなのかどうかって事!」

優奈は顔を赤らめて言った

え?あたしが飛鳥くんのこと、好きなのかどうか?
好きなのかな・・嫌いなのかな・・・
それ自体、分からない・・

「ごめん、、正直に言うと心は開いて欲しいって思う。だけど恋愛感情は持ってないから、安心して?」

これは、ウソを言った事にはならないよね?
あたしは、飛鳥くんの事好きじゃないよね?
どうなの?
自分自身、自分の気持ちが分からない・・・
この答えが、正解なの?
この答えで、友達を傷つけないよね・・