甘い海



「りの、りの着いたぞ」



蓮の声がする


『…ん…おはよ』



「寝れたか?慧先行ったから行くぞ」



『うん、わかった』


蓮に着いて行くと外には慧が待っていた


「おっせーよりの、蓮!」



笑顔で手を振っている慧はすごくかわいい

慧は目がぱっちり二重の可愛らしい顔をしている



駅のホームを出てまず目に入ったのは見渡す限りに広がっているたんぼ


気持ちいいところだな


今日からここで暮らすんだ