Side慧


「寝たな…」


『…あぁ、夜は相変わらず寝れてないみたいだからな』


蓮がりのの頭を撫でながら微笑んでる



こいつが笑顔を向けるのも、怒るのも、悲しむのも全部りのにだけ


もちろん俺も、本当の感情を向けるのはりのにだけだ



今までは俺達がりのに守ってもらってた



けど、もう違う



これからは俺達がりのを守る番だ



Side慧 END