やっと来た自分ん家の車に乗り込む。

「遅くなって悪かったな。」

と、お父さんが言う。

いつもならめっちゃ怒るところだけど、今日は気にならない!

「別に!
 寝とったんやろ?」

「あぁ。ぐっすりな!(笑)」

怒らないアタシに拍子抜けしたのかお父さんは家に着くまで、ほとんど話さなかった。

その間もアタシのニタニタ妄想が続いたことは言うまでもない。