「アヤちゃん、大丈夫?
 もうちょいで
 迎え来るだろうけど、
 暗いし…
 一人で大丈夫?」

ちっちゃい子供に話しかけるように優しくカズくんが言う。

からかってんのかな?
本気かな?


でも、どっちでもいいや!


気にならないくらい
カズくんのふとした優しさが
嬉しくてたまらなかった。