いふ*らぶ


先に口を開いたのは会長だった。

「アヤちゃん家、
 珍しく遅いんだね~」

「うん…。寝てるみたい。
 電話出ないし~(泣)」

「まぢで!?どーすんの?」

「何回も電話鳴らして
 無理矢理起こすっ!」

「あはは(笑)かわいそう」

久しぶりに会長の笑顔を見た気がする。

暗いからよく見えないけど…。なんか照れるなぁ//

そう思いながら
アタシはまた電話をかけていた。