「カズくん!
アタシのもしまって~」
え…!(゜∇゜)
いま…アヤちゃんが
俺のこと『カズくん』って
呼んだ…よねっ!
やばいっ!嬉しんだけど!
ん、多分…嬉しい!
ん?俯いててよくわかんないけど、アヤちゃんの顔なんか赤くない?
あっ!とりあえず、
返事しなきゃっ!
「はい!」
俺は手を出した。
「へっ?」
アヤちゃんが驚いたように顔を上げる。
アヤちゃんがいつまでたっても本を渡してくれないから
「しまうんでしょ?本。」
って言ったら
さっきより真っ赤な顔して
「うん。ありがと…//」
って言って走ってちゃった。


