ツッこもうとしたところ、最早そんな余地もない事に気がついた。

早く、光を捜さなきゃ―――


「むっ、嗅げこのクソ犬!」

「ワンッ!!」

マルチーズと思われるエロ犬は、パンツを嗅ぐや否や、


「あ゙っ!!持ってくなエロ犬~~!!」

「ひっ、光のパンツが!」

「おら待てェェエ糞犬~~!!」


俺らは夜の夕闇に溶け込んでいった。



《司SIDE/end》――――――