「すみません…閉める…んですけど…」


ああ、図書委員か。
どうりで物静かそうな男子。

ところが司はお構いなし。


「俺らイチャついてんだよ。邪魔しないのは常識だろうが」

んな常識ない。

「こ、困ります;´Д`)」

「じゃあ此処閉めとくから、鍵くれ鍵」

「そういう問題じゃ…;´Д`)」

「あ゙?だったらなんだよ?顔文字みたいな顔しやがって」

「…(-ω-`;)」

「…司、出よう」