お兄ちゃんは、私のせいで人を信じなくなった。 「また…裏切られたのか…」 司の浮気を見て、泣いた私。間違いなく、お兄ちゃんは司を信じなくなる。 「わっわからないよ!?誤解かもしれないし…」 「そうだな」 お兄ちゃんは背を向けた。 それが、何故か私とお兄ちゃんの境界線みたいで悲しかった…。