大好きな彼が浮気しました。


「言っとくけど、お前全然可愛くないから。鬱陶しいし。光に二度と嫌がらせとかすんな」


怜悧な玲さんの瞳と、綺麗な顔が華の目の前まで近づく。

息を止めた華は震え、


「はっ…はいっ…!!」

素直に帰って行った。


良かった…のかな?
ていうか玲さん―――


「ありがとうございます!」