「先生。俺がやりました」 「…な…何をだ…?」 息を吸い、綺麗な綺麗な、その黒髪を揺らして 華に振り返って、 「俺が、華ちゃんの上靴に色塗りました」 「うん。…言ってる事とやってる事が違うぞ?(´Д`)グェ」 やああって、玲さんの手から先生は逃がされる。 私はその光景を凝視しながら、目を見開いていた。