●○● 「え。なんで?」 靴箱を開けた第一声がこれだった。 目の前には、普通に使えなくなったはずの私の上靴が、綺麗になって置いてある。 確か玲さんに投げてそのまんま… え? 玲さん? まさか、また助けられちった…?