男の子は嬉しそうに、探しに来たお母さんと帰って行った。 風船な関係だったけど、すごい仲良くなれたなあ… 「で?俺が、悪魔だって?」 「…ぁ、は、はい。そう聞きました。だから井野崎玲さんの名前に聞き覚えが…」 どん、と。 何の音か一瞬理解できなかった。 見れば、玲さんの顔がドアップに写り、私の頬すれすれに玲さんの腕があった。