大好きな彼が浮気しました。


「あぁ…別にこれくらい、お前の靴に比べれば」

「え」


あ、ちょっと忘れかけてた。

私靴が使えなくなって、玲さんの靴を借りたんだっけ。


「ありがとうございました!あの、玲さんの靴は家にあるんですけど…」

「じゃあこの後寄らせてもらう。―――ん、コレ」


ずい、と玲さんが持っていたプレゼント袋を差し出した。


中身は―――学校用の靴。