●○● 「じゃ、行ってくる」 「気をつけてな。やっぱりおれも行こうか?」 「いい、大丈夫!」 笑顔をお兄ちゃんにぶつけて、私は夕方の街に出た。 さすがに靴がないと登校できないし、ということで、お兄ちゃんに全て白状して買い物。 「ふぁー…」 街は、バレンタイン一色。 早いのも店の計画のうち、チョコや何かの甘い匂いと、プレゼント商品ばかり。