大好きな彼が浮気しました。




しばらくして、私はようやくハッとした。

「か…帰ろう!」

もういい加減、絶世の美青年玲さんは帰ったはず。

あとの問題は―――靴。


だけど、靴箱を開けると違う光景があった。


「…え?」

粘着剤いっぱいの靴はどこへやら、目の前には少し大きな靴が。

靴箱確認。

あれ、やっぱ私のだ。


「……もしかして」

大きい靴、コレは多分…


玲さんのだ。


でも玲さんは、どうやって帰ったんだろ?