「もっと前に話せばよかったよ^^」
「ムリして笑顔見せないで、私、悲しくなる」
「…、なぁ、理沙…。俺ッ、なんでっ泣いてるっ…?」
「…翔ちゃん、苦しい時は、泣いていいんだよ」
理沙の言葉を聞いて、俺はこれとばかりに泣いていた。
希央の葬式だって、火葬の時も俺は親族よりも泣いてたような気がするから。
「翔ちゃん、いろいろムリして失敗しちゃったら元も子もないよ!」
「理沙…」
「私はね、翔ちゃんの笑顔が大好きなの」
「え?」
「…翔ちゃんからすれば、私なんてただのクソガキかもしれないよ。だけどね、私はどの男の子よりも翔ちゃんが大好きなの!」
それは、理沙にとって告白なのか、理沙の天然ぶりが出てきたのかは分からない。
だけど、
「俺も…、理沙の笑顔す…きだから///」