「流くん。
頑張ってるね。」


「はい。
俺…好きな奴のために早く自立したいんです。」






流・・・。






店の男性店員にそう言い切る流。







男性店員は、




「香南ちゃんも幸せだよ。」





と私を見る。








傍に居る女性店員も私をにやにやしながら見てきて。







私は恥ずかしくていつも黙りこんでしまう。