「もうほっといて。」 そうだ! ほっとけよ、兄貴。 「んで…今日は・・・。」 「あぁ…はいはい。 もう予約してるホテルに行くよ。 んじゃそこの美女お2人さん。 この馬鹿どもをよろしくな。」 奈津樹ちゃんと香南にそう言ってあわただしく出て行った。 ったく。 いつまであのウザさは直らねぇな。 「ねぇ…流。 もしかて私たち邪魔だった?」 少し小さな声で。 俺の背中に問いかけて来た。