【続】狼!?王子サマ☆*









「もうほっといて。」



そうだ!






ほっとけよ、兄貴。





「んで…今日は・・・。」


「あぁ…はいはい。
もう予約してるホテルに行くよ。
んじゃそこの美女お2人さん。
この馬鹿どもをよろしくな。」






奈津樹ちゃんと香南にそう言ってあわただしく出て行った。








ったく。







いつまであのウザさは直らねぇな。




「ねぇ…流。
もしかて私たち邪魔だった?」






少し小さな声で。







俺の背中に問いかけて来た。