【続】狼!?王子サマ☆*









「…なんで…てめぇが…いんだよ…-」


「えぇ!?」


「早く出て行け。
今すぐに。
俺らはテスト勉強をすんだから。」





そう。






家にいたのは・・・。







海外で働いているはずの兄だった。







本当にうちは突然だなぁ。








だから困んだよ。







ってか。







「人の女に触んなよ。」






兄は香南の首に手をまわして笑っていた。







香南は少し戸惑いながらも、兄の手を振り払う事が出来なかった。